倒れた事が無いから貧血ではない、というのは間違い!隠れ貧血、隠れ鉄欠乏症とは?

 

 

小学生の頃を思い出して欲しいんですけど朝礼の時倒れる女の子っていませんでした?中学校とか高校にもいると思うんですけど、うちの学校には一人もいませんでした。その理由は後ほどお話しましょう。朝礼とかのときに突然バタっと倒れちゃう女の子を見かけた、そういう経験があったりとかするとそれは貧血のせいだったってことも聞いた事があるんじゃないでしょうか。そういう経験があると貧血イコール倒れる、そういうイメージを持ってるんじゃありませんか。逆に倒れた事が無いから貧血じゃない、そういう風に思っている人もいるんじゃないでしょうかね。実際に診察室で患者さんに貧血ありませんかって聞いてみると「倒れたりしたことはないのでそれは大丈夫だと思います。」っていう答えが返ってくることが多いんですよ。歯周病予防だったり治療の予後を長持ちさせるために健康診断や人間ドッグなどで得られた血液検査のデータ持ってきてもらうことが実際あるんですけども、それを見てみると実は貧血だったってこともあるんですよね。貧血っていう状態じゃなかったとしても隠れ貧血、隠れ鉄欠乏っていう状態の人は少なくはありません。慢性的にずーーっと鉄が足りないために症状が出てないだけだったりもするんです。やたらと氷を食べたくなる、氷食症。この氷食症は鉄欠乏で起きるって事は有名なんですけども、甘い物、スイーツがなかなかやめられないっていう人も大抵鉄欠乏ですね。炭水化物を抜く、糖質制限ダイエットってのが流行っていますけども、これがなかなか上手くいかないっていう人は鉄欠乏が原因だったりもするんです。炭水化物から食物繊維をひいた糖質、これだけを見ててもダメなんです。女性の場合排卵期から生理前にかけてやたらと何か食べたくなるって人がいますけども、これも隠れ貧血、隠れ鉄欠乏があるといえるでしょう。子宮粘膜はどんどんどんどん入れ替わっていくためにこの時に鉄を大量に消費しますから、鉄分を求めて何かしらを食べたくなるようです。
なんてことを先日受付嬢が悟ったように話してくれました。っていうのも僕には生理がないのでそれを体験した事はまったくありません。鉄欠乏だとちょっとしたことでイライラしたりするんですよね。こういうのはPMS、月経前症候群にもありましたね。貧血とは言われてなくても実は隠れ貧血の可能性があるんです。ふとしたことでイライラしてしまうのってストレスに負けている状態っていう風に言ってもいいと思います。鉄不足だとストレスに弱くなっちゃうんですよね。逆に鉄不足を解消することが出来ればストレスに強い身体、ストレスに負けない身体を作る事が出来るようになります。なんて話をもっとしたいんですけどね。

貧血を改善するには?必要な栄養素などについて

 

 

貧血って言うのは基本的に身体が十分な量の、健康な赤血球を作れてないっていう風な状態です。赤血球が十分な量無いと、酸素が行き渡らないんですね、身体に上手く。なので立ちくらみがしたり、手足が冷たくなったり、顔色が悪くなったりっていうそういう貧血の症状が起こってしまいます。その赤血球がどこで出来ているかというと、人間の体では骨髄というところで出来ています。ただ骨髄の中で自然に勝手に作られるっていう訳ではなく、ちゃんとビタミンとかミネラルとかが身体に吸収できてないと上手く作れないということです。貧血の種類にも色々あって、例えば今言ったようなビタミンが足りていないっていうので貧血になっちゃうこともあれば、血液の病気とかガンとか、生活習慣病、あとは感染症にかかってその影響で血液、赤血球がちゃんと出来ないということもあるんですね。なので貧血が酷い人はちゃんと病院に行って診てもらったほうがいいと思いますけれど、そうじゃない人の場合は、今から言うナチュラルな方法で貧血を改善出来る方法っていうのが一応あります。全部やってみてだめだったら1回診てもらったほうがいいかなと思います。
まず一番、鉄分を摂ることです。鉄分というのは血をつくると聞いて私達は育っていると思うんですけれど、それは本当のことで鉄分っていうのは凄く大切です。鉄分って言うのは基本的に肉に含まれている例えばレバーとかに含まれているものが一番身体に吸収されやすいという風に言われていますけれども、もしベジタリアンの人の場合はほうれん草とか、豆類、大豆とかにもたくさん鉄分は含まれているのでそういうのをたくさん含む食品を摂るようにしてほしいなあと思います。出来るだけたくさんそういう鉄分が入っている食品を摂るということです。アメリカではいちじくが凄く鉄分が多いってことで有名で、いちじくを3から4個、毎日食べれば貧血がなくなるよっていうことを言われたりもするので、シーズンの時、旬の時、手に入るときはそういうのもチョイスとして食べてみてもいいんじゃないかなという風に思います。鉄分のサプリメントはこれは何でか分からないんですけど、副作用とか出ちゃう人が意外と多いんですね。なので私はそこまで薦めないかなっていうのがあるんですけど、お医者さんとかに相談してサプリメントで摂取するってことも出来ます。
二個目はビタミンBを摂るっていうことです。ビタミンBっていうのも最初の方に言いましたけれども、骨髄から赤血球を生成するためにとても大切なビタミンなんですね。特にビタミンB12と葉酸っていうコンビネーションは結構大切でたくさん摂るようにしてほしいという風に思います。ビタミンB12は食べ物だったら肉類とか乳製品、魚にたくさん含まれています。ベジタリアン、ビーガンの人は基本的にサプリメントから摂るような形になる場合が多いと思います。
最後、三つ目ですけどビタミンCです。ビタミンCっていうのは身体に鉄分を吸収するために絶対に必要なビタミンなんですね。なので柑橘類とかベリー類とかをたくさん摂ることでより鉄分が吸収されて健康な量の赤血球を作る事が出来ると、一応理論上はなっています。
そのほか貧血の症状を緩和するっていう意味ではトチバニンジンっていう漢方がいいっていう風に言われているし、あとアルファルファっていう野菜、あれも赤血球の中にヘモグロビンっていうものがあって、それが酸素を行き渡らすためには大切なんですね。このアルファルファっていうのは昔からヘモグロビンの量を正常化してくれるっていうことで知られている野菜です。あとは最近日本でもちょっとだけ話題になってますけど、ネトルというハーブがあります。ネトルは昔から鉄分不足による貧血の治療とか、緩和とかに使われてきたものです。サプリメント的に摂ることも出来るし、ハーブティーで飲むことも出来るのでそういったもので貧血の症状を緩和出来るんじゃないかなという風に思います。

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